電卓④ 4位まるめ・5位まるめ

まとめ
学校用電卓を試してみた。というお話です。

経理の田中です。
まだ電卓検定の練習を始めて間もなく、3級もあやしいのに、段位の模試も買ってみました。失礼ながらそんなに数は出ないでしょうに、出版してくれる会社があり、大型書店には店頭在庫があって、こういう本があることを見せてくれます。ありがたい。
電卓計算段位 直前模試
英光社
ISBN-13 : 978-4883277711
1級と段位は問題のレベルは同じですが、制限時間はそのままで、問題数が倍になるようです。これはすごい。ちょっとやそっとでは初段は厳しいことに気付きます。
そしてさらに事件です。小数第5位未満の端数のまるめが必須の様子。あー。人間工学電卓JE-12Dでは足りない・・・。

【学校用電卓】
一般に売られているジャストサイズの電卓は、小数第4位未満の端数まるめまでしかできないことに気付きました。デスクサイズなら5位未満のまるめまでできますが、デスクサイズには戻らないと、先日決めたばかりです。調べてみると、カタログには載っていない、学校用電卓ND-26Sというものがあり、ジャストサイズなのに5位未満のまるめまでできるようです。専門学校の窓口ではなく通販でも買えたので、ND-26Sを買ってみました。もう止まらない。電卓ジプシー。

ああ!残念。もぐもぐでした。でも楽しい電卓です。リセット(ゴハサン)キーが付いています。一般の電卓は、ACキーだけではメモリ内容が消えませんが、リセット(ゴハサン)キーを押すとACキー+MCキーの効果があり、便利そうです。
また、ACキーとCキーの位置が一般の電卓と入れ替わっているので要注意です。学校用電卓で正確かつ速い運指を身につけた方が、社会に出て電卓を買い換えると、あれ?ってことになります。でも、入手性は悪いと言っても入手できないわけではないし、そもそも電卓ってそう簡単に壊れないから気にすることはないのかも。

【5位は捨てる】
全経の電卓検定(段位)は、①乗算・②除算・③見取算(加減算)・④複合算(四則計算)・⑤伝票算(加算)が各10分200点です。1つでも100点未満があると不合格です。5位未満のまるめが必要なのは、①乗算・②除算の40箇所中10箇所です。うち、乗算(除算)をするだけの5箇所はまるめなしで計算して、脳内変換すれば足ります。残りの5箇所は構成比なので、制限時間内には難しそうです。まだまだ全問解ききれるスピードがないので、40分の5箇所はハナから飛ばせばいいや、と今のところ考えることにしました。

うーん。
よし。
やはり、電卓は、学校用ではなく、一般用で行きます。目標は高段位ではなく、正確性10倍アップなので。そして、おもに学生用の検定を社会人に門戸開放してくれているだけありがたいと思うことにします。